牛たんのこだわり

原産国について

たんや善治郎の牛たんはオーストラリア産の最上級ブランドを使用しております。
国産の牛たんを使用しているのではと思われる方もいらっしゃいますが、仙台の牛たん専門店のほとんどが輸入牛を使用しております。
アメリカ産・オーストラリア産・ニュージーランド産が主な原産国ですが、近年はヨーロッパ(フランス・イタリア・アイルランド産など)からの輸入量も増えております。
国産の牛たんを使用しない理由は二つあります。

①量が確保できないこと
②国産の牛たんは仕入れ値が高く、現状の価格での提供が難しいため

“安定的に、少しでも皆様に手の届きやすい価格で美味しい牛たんを提供したい”

そういった思いから幾度も試食・試作を重ね、現在使用するオーストラリア産へたどり着きました。
また、日本でも松阪牛や米沢牛、仙台牛といったブランド牛があるように、オーストラリアでも種牛や生育地域によってブランド牛があります。
当社ではその中でも最上級のブランドで、なおかつ特定の地域(工場)を指定した牛たんのみ使用し、常に高品質な牛たんを提供できるよう努めております。

※社会情勢や天候不良による輸入量の変動により、やむを得ずオーストラリア産以外を使用する場合もございます。

牛たんの仕込み工程について

たんや善治郎の牛たんは、すべての仕込みを職人の手で行っております。

牛たんの中でも「牛たん焼き」に適した部位を選別しますが、1本の牛たんから「牛たん焼き」として使える部位は、全体の30%しかありません。その見極めが大変重要です。
1枚ずつ切り分けて、切り目を入れ、塩を振り、熟成させる。昭和20年代に「仙台牛たん焼き」が発祥した当初は、すべての仕込みを職人の手で行っておりました。
「仙台牛たん焼き」をここ仙台で皆様に一番おいしく味わってほしい。その思いで、伝統に忠実に機械などで代用できる作業でも全て「人の手」で行うことにこだわっております。

皮むき

牛の舌は表面が固い皮で覆われているため、皮をむきます。

冷蔵保管

切りやすくするため、半日以上冷蔵保管します。

切り分け

牛たんの部位を選別し、手作業で1枚ずつ切り分けします。

切り目入れ

1枚ずつ切り分けた牛たんの表と裏面に手作業で切り目を入れます。

味付け(塩振り)

牛たんを並べて、粉塩を手振りをして味付けをします。

真空パック(スキンパック)

牛たんを外気から遮断するために真空パックします。

冷蔵保管(熟成)

真空パックした牛たんを冷蔵庫で一定期間熟成させます。

冷凍(液体急速凍結)

牛たんのうまみを保存するため、液体急速凍結機で冷凍します。

牛たんの詳しい部位説明

たん元(たんもと)

特徴

舌の根元に近い部分。サシが強く柔らかい。
1本の牛たんから1~2枚しか取れない希少部位。

商品名

上撰極厚真中たん

たん中(たんなか)

特徴

一般的な牛たん焼きで使用される部位。
舌の中間部分で適度なサシがある。

商品名

味付き牛たん 牛たん極太

たん先(たんさき)

特徴

舌の先に近い部分。赤身が強く歯ごたえがあるが、煮込むと柔らかくなる。

商品名

切り落しネギ塩たん
テールスープに入った厚切り牛たん

さがり

特徴

舌の裏側で筋肉の部分。歯ごたえがあるが、うまみも強い。煮込むと柔らかくなる。

商品名

切り落とし牛たん塩黒こしょう仕立て・味噌唐辛子仕立て
牛たんが入りすぎてる牛たんシチュー・カレー各種